園長先生のコラム

♪ コラム 【 2011年6月号 】 父の日

日本では5月の第2日曜日は母の日、そして6月の第3日曜日は父の日となっています。

世界中で母の日の起源があり日にちもそれぞれですが日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日であることは共通でとてもすてきな慣習だと思います。
父の日についても同じように父に感謝を表す日とされて久しいのですが、やはり日はお国よってまちまちです。
日本の場合、アメリカ合衆国からの輸入なのでしょう。6月の第3日曜日になっています。
1909年J.B.ドット夫人の父がアメリカの南北戦争に出征している間の過労がもとで父が戦争から帰った直後母は亡くなってしまい、以後父親一人で子育てをしてくれたことを感謝の礼拝を牧師にお願いしたのが起源と言われています。
その後1916年アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンの時に父の日が認知されるようになりました。
そして1972年(昭和47年)になり、アメリカでは国民の祝日に制定されました。
母の日の花がカーネーションなのに対し、父の日の花はバラが贈られる慣習になっています。
それはドット夫人が、父の日に父親の墓前に白いバラを供えたからとされています。
「おかあさん」「おとうさん」「ママ」「パパ」「おかあちゃん」「おとうちゃん」
呼び名はいろいろありますが、なんていい響きでしょう。
子どものときから一番呼んできた名です。その名さえ呼べば問題をすぐ解決してくれました。
久しぶりに3日ほど帰省していた娘たちが朝、発ってゆきました。
二人きりになった家でまたしばらく妻から「おとうさん」と呼ばれる生活が始まりました。

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