園長先生のコラム

♪ コラム 【 2013年3月号 】

「神さまは試み、悪魔は誘惑する」

教会の暦(チャーチカレンダー)によると今はレント(大斎節)という季節です。
それはイエスさまが荒野で祈りと断食をもってご修行されたことを覚えてキリスト者が、良き伝統と風習にならい信仰生活をより励む季節でもあります。
クリスマスの約1ケ月前のアドベント(降臨節)と同じように礼拝堂にはお花もなく礼拝祭色は紫を用います。それは準備の期間です。
クリスマスをお迎えする(神さまが人となってこの世に来て下さる)準備の期間であるアドベントがあるように、レントは私たちの罪(自己中心的生き方)を反省させ神のゆるしを得るために十字架の死によって贖い、栄光ある復活の出来事を信仰的に受け入れる準備の期間なのです。

聖書には40日間のご修行のとき悪魔が現れ3度イエスさまを誘惑します。
神さまはときとして私たちに試練を与えます。
しかし、それは私たちを愛するが故の試練なのです。
ただ、私たちが苦しいのはその試練の意味が分からずその期間がわからないので神さまのお考えを知りたくて悩むのです。
悪魔は違います。
自分の目的の為(人間を堕落させ神さまから遠ざける)に手段を選ばない誘惑を行います。

イエスさまはその誘惑に打ち勝ちました。
空腹に負けることなく「人は食物によってだけで生きるのでなく神さまの愛ある言葉によって生きる」と誘惑を退けました。
悪魔を崇拝したら全世界の権力を与えるという誘惑には「悪魔と手を組むという目的のためなら手段を択ばないというようなことはしない」ときっぱりと断りました。
さらには「人間が神さまを試すという傲慢」にも打ち勝つ信仰を悪魔に見せたのでした。

紫の季節この準備の季節、ヤコブ幼稚園のお友だちも準備しています。
黄組年長さんは、いよいよ卒園をひかえ小学校への進学の心の準備をしています。
赤組年中さんは、いよいよ幼稚園最後の学年黄組になる心の準備に入りました。
桃組年少さんは、「一人でできる赤組さんになるぞ」と心の準備をしています。

梅の花が咲いたという便りが届き、春がそこまで来ています。
すばらしい春をすべての子どもたちが迎えられ大きく成長されますようにお祈りします。

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・・ 聖句と今月のみことば ・・

「光の子として歩みなさい。」
新共同訳 エフェソの信徒への手紙 第5章8節

毎年卒園してゆく子どもたちに園長から送る言葉です。
昨年京都のYMCAリーダー卒業礼拝のとき京都YMCAのある理事(京都府立医科大学教授)が祝辞で以下のように話されました。すごく、心に残りました。

「自分の影の部分を見て自分を責めるのでなく、影を見て光のさす方角を知りなさい。
さらに全方位から光を受ければ影は無くなる。
もっと究極的な言い方をすれば自ら光を放てれば影は完全になくなる。
言い換えれば自己をさえ消せることができる」

黄組のみなさんご卒園おめでとうございます。「光の子として」歩まれますように。

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