園長先生のコラム

♪ コラム 【 2011年10月号 】 美しい言葉

ときどき、幼稚園の保育室からおよそ園児からは想像もつかない言葉が聞こえてきます。
例えば「うるせ~」というような言葉です。
津市には、私立の小学校がありません。市立の公立小学校か三重大教育学部付属小学校だけです。
大方の子どもたちは小学校区の決められた市立小学校に行きます。
公立の学校は、特別な教育(たとえば宗教的情操教育や気品さを重視する教育)をする機会があまりありません。
ですから、小学校以上の公立学校ではいろいろな違った環境の下で育ったお友だちの言葉に影響されることがあるかも知れません。
でも、この点幼稚園では宗教的情操や気品を大切にする教育を堂々とできます。というよりしなければならないと考えています。
幼稚園では「先生、皆さんおはようございます」のご挨拶から始まります。
お昼ご飯には、当たり前なのですが、「いただきます」「ごちそうさまでした」、そして失敗してみんなに迷惑かけたり、お友だちとのトラブルがおきたら、「ごめんなさい」とお互い反省して和解します。
お友だちの親切な行動には感謝の言葉「ありがとう」を惜しみなく使います。
そして元気いっぱい一日遊んで降園のとき「先生、皆さん、さようなら」というふうに美しい言葉をできるだけ多く使えるようにしています。
テレビの時代、幼稚園の年代には適しているとは思えないような番組をときどきみかけます。子どものための家庭環境を考えるときテレビの番組、家庭内の話題や会話、話しぶりまで気になってしまいます。
テレビのヒーローの語り口の真似をし、ヒーローになりきってゆく、そのことは、決して悪いことではありません。
ただ、暴力的言葉や行動がそのまま正義というものだと直結して考えてしまうことに危惧の念を抱かざるを得ません。
家庭内でも丁寧な言葉、美しい言葉を大切に使いたいものです。

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